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古楽のたのしみ バッハの音楽(1)奏者には厳しく聴く者にはこの上ない穏やかな時間をもたらすバッハ珠玉の《トリオ・ソナタ》 – NHK-FM 2011-09-12

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秋本番。熊本の午後いっぱいは、まだまだ気持ちがだらけるように気温が高かった日曜日。デスクワークも遅々と進まなかったものの、夕方過ぎて涼しく過ごしやすくなりました。もう、朝6時だというのに外はやや白々とし始めようとしています。カラスが遠くで朝の挨拶を交わしているけれども、秋の虫が賑やか。今夜は中秋の名月。

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古楽の楽しみ -バッハの音楽-(1)

三本の音の線で彩なす鍵盤楽器の為のバッハの音楽としては3声のインヴェンションがありますが、バッハがケイテンでトリオ・ソナタの着想を得た時はまだ2つの管楽器で演奏するスタイルでした。それはライプチヒで更に高度なものとなります。オルガンで演奏される事でチェンバロ、ピアノでの演奏とは違って3つの音がきりりと描き出される魅力があります。作曲の動気は長男フリーデマンの音楽教育の為でした。故にバッハの作品群の中でも『トリオ・ソナタ』は奏者にとっては難関となっていますが、聞く分には親しみを感じるものです。

バッハの《トリオ・ソナタ》には、「トッカータとフーガ」などに聞くオルガン音楽らしい壮大なところが無く。穏やかでとらえどころが無い。しかし、その美しい構成美。6つのトリオ・ソナタの中でも第2番ハ短調のフィナーレは,バッハのオルガン音楽の洗練きわまれる美しさがあります。独創的な《トリオ・ソナタ》であるだけにバッハ研究の中では識者の見解が異なるところが多く、6曲はオリジナルの書き下ろしなのか既存の楽曲からの編曲であるのかはわかっていません。この曲集から転用されているところもあるので、幾分かは他の曲がオリジナルだとは思われます。

そのため、オルガンの為の《トリオ・ソナタ》を他の楽器で演奏する試みも面白いものです。美しい旋律美と室内楽としての密度の高さは,バッハの音楽作品中でも聴き込むほどに味わいの増す音楽です。

2011年9月12日 月曜日、午前6時 NHK-FMで放送 案内:礒山雅

– バッハの音楽 -(1)

「トリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV525」バッハ作曲 (13分50秒)
「トリオ・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV526」 バッハ作曲 (12分22秒)

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作成者: amadeusrecord

ローカルのケーブル放送局で音楽番組編成と、番組作成を担当。必要とあれば音響の確認に工事スタッフと一緒に店舗まわりもしました。その際、地域の音楽愛好家と交流。老舗レコードショップから通販サイトを手伝ってほしいと参加したのが WordPress サイト作りの足がかりとなりました。

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